ごみ処理のしくみ

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ごみ処理のしくみを知ろう

私たちが出すごみは、どのような処理をされているのでしょうか。
安全で安心なごみ処理、効率的なエネルギー利用、資源のリサイクルを行うために、さまざまな工夫があります。可燃ごみ、不燃・粗大ごみ、容器包装プラスチック、3種類のフロー図で、ごみ処理のしくみについて、理解を深めましょう。
知りたい処理の流れを以下よりクリックしてください
可燃ごみ 不燃・粗大ごみ 容器包装プラスチック

可燃ごみ処理 編

可燃ごみ焼却施設では、ストーカ方式と呼ばれる焼却炉でごみを燃やして処理します。ごみを燃やしたときに出る熱を利用して発電し、灰はセメント原料として100%リサイクルします。エネルギーや資源を無駄なく利用することで、循環型の社会を目指しています。
  • 1搬入・計量
    ごみを集めたごみ収集車は、計量機で車ごとごみの重さを計ります。
  • 2投入
    ごみ収集車は、プラットホームで、ごみ投入扉からごみピット受入部にごみを投入します。
  • 3撹拌(かくはん)
    ごみは、ごみピット受入部から貯留部にごみクレーン・バケットで移され、よく撹拌されます。乾燥したごみや生ごみなどが均質な状態になります。
  • 4焼却
    均質な状態になったごみは、ごみ投入ホッパから、焼却炉に投入されます。焼却炉は、乾燥帯、燃焼帯、後燃焼帯の3つの工程に分かれていて、850℃以上の温度で完全に灰になるまで燃やします。
  • 5排ガス処理
    ごみを焼却すると排ガスが出ます。排ガスは集じん装置を通り、有害な物質を取り除かれ、きれいになって煙突を通って外に出されます。
  • 6発電
    ごみを焼却したときに出る高温の排ガスを使って、ボイラで高温・高圧の蒸気をつくります。高温・高圧の蒸気は、蒸気タービンに送られ発電機で電気をつくります。
  • 7灰処理
    ごみを燃やすと灰ができます。灰は、焼却炉で燃やし終わったごみからできる主灰と排ガス中から捕集される飛灰があり、100パーセント、セメント原料としてリサイクルされます。
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